リニ910 ラブルスカ・ランブルスコビアンコ N/V LINI910 LABRUSCA LAMBRUSCO BIANCO

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詳細情報

ヴィンテージ	N/V
カラー・タイプ	白・天然スパークリング
ボディ	ミディアム
スタイル	サステナブル&クラシック
熟成樽	ステンレス
国	イタリア
地方	コレッジョ/レッジョ・エミリア

等級・格付け	エミリアIGPランブルスコ・ビアンコ (保護地理的表示)
葡萄品種	ランブルスコ・サラミーノ100%
アルコール度数	11%
容量	750ml
栓の種類	コルク
提供温度	8-10℃
備考	2.5 bar

【ワインについて】

希少な「白」のランブルスコ。ランブルスコ＝赤という概念を打ち砕く、珍しいランブルスコ・ビアンコ。繊細でいながらフルボディ、そのギャップに酔いしれます。新鮮でフルーティーな香りに、バランスが取れており、フレッシュな味わい。とても飲みやすいワインです。シンプルでありながら繊細なその味わいは、料理を邪魔しないためどんなお料理にも合わせられます。アペリティフとしてもおススメです。

エミリア・ロマーニャ地方の伝統的な微発泡ワイン、ランブルスコ

ランブルスコは、イタリアの黒ぶどうを主な原料とする微発泡ワインの名称です。ブドウとワインの原産地は、エミリア＝ロマーニャ州の4つのゾーンとロンバルディア州の1つで、主にモデナ、パルマ、レッジョ・エミリア、マントゥアの中央県を中心とした地域です。ランブルスコのワイン醸造の歴史は古く、エトルリア人がこのブドウを栽培していたことが考古学的に示されています。ローマ時代、ランブルスコはその生産性と高い収量で高く評価されていました。

ランブルスコには、辛口（セッコ）、半甘口（セミ・セッコ）、甘口（ドルチェ）の3種類があります。最高級のワインはセッコかセミ・セッコの傾向があり、スタイルによって、味の特徴やタンニン、酸味、色などの特徴が異なります。品種によっては、ルバーブ、スミレのような香りのよい花の香り、ベーキングスパイス、ピンクグレープフルーツ、オレンジの皮、コショウなどの香りを持つものもあります。レーズン、アーモンド、スパイス、熟した果実の香りが感じられることもあります。

比較的安価な傾向にはありますが、様々なお料理に合わせられる、他のワインにも決して引けをとらないユニークなワインです。

伝統と革新のバランスが素晴らしいLINI910のランブルスコ

【ワイナリーについて】

リニ・ワイナリーはラベルに刻まれている通り1910年に、偉大な祖父であるオレステによって、エミリアの中心地であるコレッジョに創設されました。この100年間でワイン業界、特にランブルスコを取り巻く状況は大きく変わり、今ランブルスコはワイン業界への素晴らしいカムバックを果たしています。リニ・ワイナリーは自分たちのランブルスコを他と区別し、何年もの努力と研究、試験を経て、シャンパンにも使用されるメトド・クラシコでランブルスコを作る技術を発展させてきました。このワインのおかげで、リニ・ワイナリーは2015年、Wine Spectator誌が選ぶ100のオペラワインメーカーとしてノミネートされました。また私たちはレッジョ・エミリア地方で伝統的に作られる、小さな樽で作られるバルサミコ酢にも自信を持っています。リニ・ワイナリーは祖父の代から続く家族ビジネスであり、現在はその4代目として、新しい世代のランブルスコを世界に広めています。

現在はリニ・オレステ氏のひ孫である兄妹3人でワイナリーを経営している

3兄弟の父 (一番左)であるファビオ・リニがワインメーカーを務める

エミリア・ロマーニャ州のワイン生産量は、イタリアの20のワイン生産地域の中で第3位。この地域の約136,000エーカーの土地にブドウが植えられています。ブドウ畑は、乾季がほとんどない、湿度の高い亜熱帯気候の恩恵を受けており、年間を通じて雨が降り、夏は蒸し暑く、雷雨があります。降雨はミネラル豊富な土壌をもたらし、丘陵地は余分な水の排水に役立っています。